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Forward secrecy : ウィキペディア日本語版 | Forward secrecy
forward secrecy(perfect forward secrecy、略してFSあるいはPFSとも呼ばれる〔IEEE 1363-2000: IEEE Standard Specifications For Public Key Cryptography. Institute of Electrical and Electronics Engineers, 2000. http://grouper.ieee.org/groups/1363/〕。日本語で前方秘匿性とも)は、長期的な鍵対からセッションキーを生成した際に、のちに長期鍵の安全性が破れたとしてもセッションキーの安全性が保たれるという、の持つ性質である。この特性を守るためには、データを暗号化するための鍵から別の鍵を生成してはならないし、そしてデータを暗号化する鍵の素材となる秘密は一度だけの使い捨てにしなければならない。そうすることで、1つの鍵が破れたとしても被害がほかの鍵に及ばないようになる。 == 概要 == インターネットへの盗聴が懸念される中、たとえ秘密鍵が判明したとしてもそれだけでは解読できないForward secrecyに注目が集まり〔Symantec (2013)、p.6。〕、2014年には実際に秘密鍵が漏洩しうるバグであるハートブリード(英語: Heartbleed)が発見された結果、その傾向がさらに強まっている〔Why the Web Needs Perfect Forward Secrecy More Than Ever 電子フロンティア財団、2014年4月8日(2014年6月12日閲覧)。〕。ただし、適切でない設定により、かえって安全性を下げている事例も存在する(後述)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Forward secrecy」の詳細全文を読む
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